もし、この世界に神様がいるとするならば。ネタバレなし 感想

こんばんは。前回の記事へ訪問、拍手ありがとうございます。本当に嬉しいです。とっても励みになります(*^_^*)。

今回はvitaの乙女ゲーム、『もし、この世界に神様がいるとするならば。』の感想です。長くなっちゃったのでネタバレありとなしで分けることにしました。ネタバレなしの感想ってどこまで書いていいのかわからないので全く情報なしでプレイしたい方は読まずにいた方がよろしいかも。

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面倒見がいいキョウ様。攻略キャラの中で一番を選ぶなら彼かなあ。




パッケージや公式サイトが一見爽やかで切ないタイプの青春ドラマゲームかなと思わせます。でもCERO D をナメちゃいけません。プレイし始めると和風ミステリー、ホラー、韓流ドラマ風展開と宗教などの要素が爽やかさを圧倒していきます。そしてなぜかまんが日本昔ばなしを思い出させる(和テイストの音楽が頻繁にかかるからか?)。

このゲーム、全体的にストーリーが暗くて重いです。プレイし始めてから気が滅入ってしょうがない。そして話がとても複雑。集中せず流し読みしてると話についていけなくなるタイプのゲームです。ちゃんと読んでないと後でちんぷんかんぷんになってしまい巻き戻して読み直しを連発しました。

とにかく長いのでプレイするのに覚悟が必要。私は起きたら出かけるまでゲームを進めて、夜帰って来てから寝るまでVitaの電源つけっぱなしタイプのプレイヤーで、既読スキップできる場面はできるだけスキップするスタイル。未読がなさそうなシーンは次の選択肢までジャンプしちゃいます。それでもトロコンに二週間以上かかってしまいました。

スキップ機能のスムーズさとメニュー画面の操作性はイマイチ。特にエキストラのストーリーを読む所、オートモードにできないのでボタン酷使するのが面倒でした。

プレイ中は各ルートでの出来事を頭でまとめて真相を理解するのに頭がフル回転してたのでもうクタクタです。そのせいでお気に入りキャラを選ぶのに集中出来ん。どのキャラにもちゃんと甘いシーンも用意されてるんだけど他の強烈な展開にかき消されちゃう気がしました。

金太郎飴ではないのでどのルートも新しい発見があり、真相へ近づけます。それはグッド。でも内容はクレイジーなので知りたくなかったなと思ったりして。自分でもへんちくりんな感想だと思いますが、真相が明らかになって嬉しいはずなのにモヤモヤするという不思議な感覚を味わえます。

昔ちびまる子ちゃんの漫画でまる子の株は小豆相場の様に変動が激しいって書いてあったのがとても印象に残ってるんですけど、このゲームはまさにアズキ、ルートをプレイし終わる度に私の評価が急上昇したり大暴落したりしてまる子と同じ位目の離せない奴でした。好みのルートとイマイチなルートの差が激しい。アマゾンでの評価が辛口すぎると思った直後にとんでもない展開が起き、低評価が妥当だなと納得したり。乙女心は揺れまくりました(いつもとは違った意味で)。

作りが色々凝ってるので完成度は高いです。読み始めたら先が気になってやめられない小説みたいなゲーム。好き嫌いは別としてそう言う気持ちにさせる本てあるじゃないですか。まさにそれ。でも乙女ゲーに癒しを求めている方や、鬱展開、バッドエンドが苦手な方には鬼門です。そしてこのゲームは好きなキャラを見つけるとかそういう次元のゲームではないので注意。

先入観なし、または期待ゼロかマイナスでプレイすれば平気だけど、ちょっとでも誰かにオススメされたり期待しちゃうとがっかりしちゃうそうなゲームです。相手のトラウマになりそうなので気軽にオススメ出来ないタイプのゲームだ。でも他の乙女ゲームにはない設定なので凝ってる話が好きな方にはプレイしていただきたいです。

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