灰鷹のサイケデリカ 感想

灰鷹アンド黒蝶のネタバレあり感想なので、プレイしていない方のお楽しみをこのブログで損ねてしまうのは本当に勿体無いので読む前にプレイを是非!お願いしたいです。
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 私のハートは鷲掴みにされました。掴んだのは鷲でもない、鷹でもない、狼のラヴァン様でしたけど。 
2017年度最初にプレイし終わったゲームだけど今年のグランプリになっちまうかなあと思う位ハマりました。こんなに楽しんでしまっていいんだろうか。。。もう転生やら次の人生を諦めてずっとこの常冬のサイケデリカに留まりたいです。留まりたいからカレイドヴィア壊す気満々です。

黒蝶より灰鷹の世界観の方が好きかな。閉鎖的だけどずっと室内じゃないし。外国の映画見たいだし。ゲームオブスローンズ観たばかりなので雪景色つながりで一人で大興奮してました。 オープニングも珍しく最後まで観ました。キャラクターの髪の毛ワサワサしなくてもこんなに素敵なオープニングが作れるんですね。万華鏡のような演出がこの作品にぴったりです。 

あらすじを書きたいんだけど難しくて困ります。魔女である事を隠すために性別を偽り暮らしている主人公。彼女が名家の坊っちゃま方と共に町の平和のために奮闘するほのぼのストーリー。。。と思わせておいて、実は前の世代の負の財産に振り回されながら真実を突き詰めていくストーリー。。。だと思ってたら実は黒蝶のサイケデリカよりビッグスケール、お屋敷だけではなく街全体が生と死の狭間のリンボーに囚われてました。今回は数人ではなく、何十人、何百人(?)の魂がさまよっちゃってる、のかな?どんでん返しのどんでん返しで目が回りそうです。もちろん私は展開が読めずビックリしっぱなしでございました。 オルガが悪役だと思ってたら、フランシスカの方が真っ黒でした。優しい笑顔に騙されました。ハイタカってそんなに悪い男かなあ?アリアの自分が魔女ですトークを主人公としている時にルーガスが聞いていたのかな?

些細な事がきっかけになり大きな運命の渦に巻き込まれていく感じが前作と同じで遣る瀬無い気持ちにさせてくれます。うううう、どの人物も可哀想だ。 かなりのめり込んでプレイしてたんですけどショートストーリ50%突破の表示が出た時に呆然としましたね。話がまだ全然始まってない気がするのに、もう50%到達(゚д゚)。この気持ちはトロコンした時にも感じましたけど。まだヒューはわけわからないし、ハイタカともっと色々あるのかと思ったらバッドエンドみたいなので終わっちゃったし。もっと詳しく知りたかった。皆との現代エンドも観てニヤニヤしたかった。。何故ルーガスだけ??まあ短く感じてしまうのは楽しめたからなんでしょうけどね。 

それにしても黒蝶の緋影はうさぎさんと一緒にこの世界にいるって事は前作での彼の希望は叶ったって事なのかな? 彼自身(とプレーヤー)が思っていたウサギの蘇らせ方ではないけれど一緒に暮らせてるんだもんね。ところで現代に転生したなっちゃん、姿形が全然変わってないからアイちゃんや双子に見られたら驚かれちゃうよね。緋影とどんな関係なのかな?ロレンスは優しいお兄さんキャラだったけど、緋影は大人げなさそうだ。。 

音楽かなりいいですね。特にスカボロフェアのアレンジ、元からあるメロディーよりいいとこっそり思ってます。そして黒蝶の音楽が流れた時、泣きそうになってしまった。効果的に使われていて参った改めて黒蝶は音楽がよかったなあと思わせてくれました。前作の悲しい展開を色々思い出しますよね。前作で起きた事を覚えている(と思われる)ロレンスの今作のキャラへの助言も聞くたびに切なくなりました。思いは伝えなくちゃダメだよって優しく諭してくれるのが泣ける。重すぎます。 

上のアイコンの通りラヴァンが今回一推しのキャラですね。ラヴァン様のショートストーリーは周回してもスキップせずに観てしまう始末。観なくてもいいのにも関わらずつい開いてしまうのです。お陰で無駄に時間がかかったなあ。ラヴァンは私のいつものチョイスとは違い、始めから優しいし、前から主人公の事が好きなんだけれどなぜかラヴァン一筋になってました。私は疲れていて癒しを求めているのだろうか。。。いや、性別を偽っているのを知っていて好きだけど伝えられないというシチュエーションに惹かれたんだと思う。相変わらず少女漫画的展開が好きなんだな私は。個別ルートに入ってからは仮面夫婦期間が長く続いてムズムズしました。さっさと素直になってくれい。ラヴァン様闇に落ちて行ってしまうし。もう一回言うけど、現代ルートは何処。制服姿の若き当主が見たかった。フローチャートよもっと枝分かれしてくれい。 

弟くんもよく見ると綺麗な顔してるし、無邪気だしグッドですが、なんと彼が黒い影だったとは。誰だかはわからなかったけど、レビだとは全然思わなかった。獣化にびっくり仰天。彼の左に体が向いていて顔が見返り美人している立ち絵は麗しいなあ。(ピンポイントですまん)。レビの個別ルートはラヴァンのより楽しめました。でもいっそ、処刑されて転生現代エンドでもさらに切なくなってよかったんじゃないかな。こういうサッドエンドが趣味ですみません。 

ルーガスは今回のセンターキャラなんですかね。彼もいい立ち位置にいるんですが、私は色白が好みのようで、彼は狼兄弟に勝てませんでした。いや、横顔の立ち絵は好きなんですけどね。敵対する家のぼっちゃまとエアルの姿でお近づきになって行くのはドキドキでした。結構積極的で好意をハッキリ示してくれるので安心できます。ラヴァンも見習ってください。 

私は自分の好みは置いておいて主人公が誰と一番相性がいいのかなとディープで阿呆な妄想するのが趣味なんですが、今回はレビかなあと思いました。二人でいる時背伸びしないで自分をさらけ出せるし、冗談言い合えてとてもいい関係に見えます。ラヴァンが相手だと憧れの対象で良い自分を見せようとしちゃってるかなと思えるし、ルーガスが相手だと吊り橋効果、ロミオとジュリエット効果みたいなのもあるしね。 

サイケデリカをシリーズ化してほしい。砂漠、近未来、色々出来そうじゃないですか。黒、灰色と来たから次は白い何かですね。白虎とか?(いきなり和風)。とにかくこのコンセプトで何作でも楽しめる自信あります。このゲームをプレイ済みの方々と特製ジュース又はエールを飲みながら語り合いたい。次作を期待しながらスチルを眺めて何日か過ごしそうです。もっとゆっくりプレイすればよかったと後悔させてくれるゲームでした。

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