Un:BIRTHDAY SONG ~愛を唄う死神〜another record 感想

こんばんは。前回の記事に訪問や拍手、ありがとうございます。今回は死神シリーズの続編、アバソンの感想です。

攻略キャラが少ないのであっという間にフィニッシュ。私は今積んでるゲームを減らす月間を開催中なので大歓迎なのですが、いつもだったらちょっと残念に思うボリュームかもしれません。でも一人一人のルートは充実してないわけではなく、しっかりと長いし内容も楽しめました。

死神シリーズはとにかく幸薄さが堪らないですね。儚げな切なさで心にグイグイくるタイプのゲームです(説明になっとらん)。切ない涙を流したい方には本当にオススメです。ただし非現実的な設定が耐えられる方限定です。

ここからはネタバレ感想です。リバソンのネタバレにもなってしまう事が書いてあるので、未プレイの方はご注意下さい。























180_zen.png ゼンみたいなピアニストが現実にいたらCDを買い占めると思う。そしてクラシック音楽に詳しくなった私はコルダをさらに楽しめるようになるのであった。めでたしめでたし(妄想)。



アバソンの様に前作でサブだったキャラが新しい主人公に攻略されるタイプの続編って初めてだったんですが結構良いですね。まあ、あれ以上ココロと関わりのある人を増やしたらナミ先生がおかしくなっちゃうからしょうがないか(もう十分壊れてるけど)。

ゼンとリッカって前回は頼れる先輩で悩み事とかなさそうでしたが、死神になっちゃったって事は色々あったんですよね。今回でそれを気づかされました。特に悩みのカケラも無さそうなゼン、彼はもしかしたら死神シリーズで一番重い過去を持った人かもしれない。人は見かけによらない事を教えてくれるゲームです。

私この2人のどちらかは全く過去に関係なくほとりと恋に落ちるストーリーかなと予想してたんですが大間違いでしたね。2人とも何かしらほとりに関する過去を引きずってました。未練は過去と関係無い出来事で断ち切る事は出来ないから2人の未練もほとり関連なのかな。とにかく死神の世界はシビアです。

ではいつもの唐突に始まるキャラ別感想です。



ゼン
お馬鹿な彼のお陰で共通ルート退屈せずプレイできた。ほとりちゃんの扱いが雑すぎてゲラゲラ笑ったなあ。ゼンとリッカはお笑いコンビみたい。静流を交えてわちゃわちゃやってるの楽しかったです。

ゼンのピアノへの過剰反応でおやっと思い、如月全のCDの存在を知ってハラハラしました。今までに無かった生存ルート、私は違和感なく楽しめました。ゼンは最初に攻略したのでゼンが意識取り戻した時にはほとりが死んじゃうのかなと心配してたんですが現世で幸せになれてよかった。

ゼンはスポーティな感じのキャラなのにピアニストっていうギャップがいいですよね。明るく見えて色々抱えてるゼンを見るのは辛いけど、立ち直り生きる事を選んでくれた彼の勇気に感動しました。



リッカ
悟りを開いてるような、冷めてるリッカって攻略するのどうなんだろうって心配しながらルートを始めました。でもいざプレイしてみたら一番情熱的だった。特に大正時代のリッカさんは青いですなあ。フフフ(気持ち悪い)。

このルート、リッカの前世の恋人がほとりじゃないって事がすごく斬新。未練が残るほど好きな相手だったけど憧れが拗れちゃっただけなのかな。それか孤独への恐怖心から来た執着とか?また孤独になりたくないから助けてくれた人の家族に縋っちゃうみたいな感じ?あまりよくわからなかったんだけど、ひいおばあさんとリッカの大正時代の姿で見つめ合うスチルが美しかったので私の中ではオーケーになりました(適当)。

それにしてもほとりに対してリッカの冷ややかな態度は冷たいキャラが好きな私にはたまりません。ずっとリッカ様のブリザードで凍えていたかったです。ハハハ。

残念だったのは大正時代を振り返るシーンでアメとリッカのやり取りがなかった事です(;_;)。使用人モードのリッカ様にもう一度お会いしたかった。未練タラタラの私はソラ級のパワフルな死神になれそうです。



静流
静流くんは共通ルートでは普通の人気がある高校生なのに他人ルートで豹変したので、ちょっと怖かったですよね。でも攻略してみたらただの孤独な色白少年だった。

序盤をプレイしてる時、静流は死んでいてほとりにしか見えないのかと思ってんですがちゃんとクラスメイトと話してました。深読みしてハラハラしちゃうプレイスタイルを変えたい。

Ending 01の最後でほとりが助かる事になり、静流が死ぬ事になる展開、薄々想像してたけど、やっぱり辛かった。未練を残さないように過ごした1ヶ月のお陰で両思いになれて報われたのに。。。。こういう場合残された方が苦しいよね。ほとりだけが生き残るエンド、静流が歌ってしまったから静流の旅立つ瞬間も一緒にいられなかったんですよね。涙。

2人が死神になっちゃうエンドは、まあ無難な感じかな。幸せそうだよね。これって両思いになった途端未練が晴れて御昇天しちゃいそうだけど何が2人を冥府に留めてるんだろ?

Ending 03(だったかな?)のおばあちゃんエンドもジーンとしたなあ。幸せな人生を送ったほとりを迎えに来る死神が静流くんなんて切ない。静流くんが晴れ晴れとした顔していて素敵です。年も境遇も全て離れてしまった2人がまた心を寄り添う描写に心を打たれますよね。

こんな感じで静流ルートを楽しんだ私ですがエピローグのソラのモノローグが一番うるっときました。ソラがほとりを大事にしてるのがすごくわかる文章でしたよね。ほとりに救ってもらったからお返しがしたいだけなのにそれも許されないなんて運命は残酷だな。このモノローグのお陰でソラの未練の強さがわかった気がしました。



ソラ
私にはこのルートは切なさマックスでした。こういう物静かなソラ先輩いいですね。死神の時はキリキリしていたので穏やかさが全面に出ていて、生まれ変われて良かったねと思いました。

来世でも過去を知ってるソラがほとりと毎日過ごせる幸せを噛み締めてるって感じの描写が泣ける。遠慮がちで恐々接するのがとにかく切ない。先輩後輩の甘酸っぱい距離感も大好きなのでニヤニヤしました。



各キャラの印象はこんな感じでした。ゲーム終了後の攻略キャラランキング、難しい。好きなルートとキャラが噛み合いません。

好きなキャラランキングはリッカ→ソラ→ゼン→静流

好きなシナリオランキングはゼン/ソラ→リッカ→静流

静流は元気いっぱいのクラスの人気者キャラを保っていたらもっと順位が上がったかもしれない。それと私はあまり昔から好きだった展開が好きじゃないので静流くんは最下位になってしまいました。


ところでこのシリーズのクライマックス、死神が浄化される/成仏するシーンって綺麗で切なくていいですよね。もう、どのキャラでもううう、よかったねってなる。

私がこのシリーズを好きなのって死に別れエンドじゃなくて成仏エンドが独特だからかな。普通の乙女ゲームだと攻略キャラが口から血を垂らしてお亡くなりになりサヨウナラなんだけどこのシリーズだとちゃんとお別れの言葉を行ってシュワワワって消えていくのが綺麗ですよね。こんな感じの別れは他のゲームだとバッドエンドなのにこのシリーズだとグッドエンドだし。

成仏できる事に対して本当に心から喜んであげなきゃいけないんだけど寂しくて涙が出る、いつもとは違う寂しさと切なさが最高です。うまく説明出来ないんですけど、お別れの後の再会でハッピーエンドになるのが救いがあって好きです。

死神シリーズ続くとしたら今度は攻略キャラがまだ生きていて女主人公が死神になって、彼の魂をかる寸前に未練が晴れて消えていくって(人魚姫みたいだな)ルートを作って欲しい。本当にプレイしたいのでクラウドファンディングページ作りたい!切ないゲーム作れそうだ、ニヤニヤ。





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