源氏恋絵巻 感想

先日の記事に拍手やクリックありがとうございます、本当に嬉しいです!拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます! 今回は源氏恋絵巻の感想です。



では、ここからはネタバレ感想です。かなり前にプレイしたのでうろ覚えになっちゃってます。すみません。



クインロゼの最後の作品なのかな?私が初めてプレイした乙女ゲームはアラビアンズ ロストだったので寂しいですね。

このゲームは源氏物語の逆転版。帝の姫宮の光の宮様が行方不明になり姿見がそっくりな女房の主人公が光になりすまし、アピールしてくる公達の相手をしながら光の行方を探すゲームです。物語に出てくる光源氏の奥方様方が男性の攻略キャラとなって登場します。

葵の君が左大臣家の方だったり六条の君が生霊になったり元の文献の設定をうまく取り込んでいる所もありますが、話の流れは全く源氏物語じゃありません。

まあ、何人も伴侶を娶って、皆様のお屋敷に通うゲームを作るわけにはいきませんよね。究極のゲームでしか出来ない体験、それはそれで面白そうですけど。正室を大事にしつつ、側室や愛人の機嫌を損なわない様通う。。。Ceroレーティングがまずいことになるな。

設定が平安時代なので戦いなどはないし、平和でゆったりとした空気が流れております。雅やかな雰囲気が溢れておりますが、私にはちょっと退屈なペースですね。懐石料理屋のような、とんねるずの食わず嫌いに出てくるようなお琴ベースの眠くなりがちな音楽が多いので寝落ちを誘います。

少々ハラハラするのは宴での慣れない楽器の演奏して正体がばれそうになる時ですかね。千影さんトラウマになるでしょ、こんなの。でもこのおかげでお琴を攻略キャラに習うという映画に出てくる様なシーンが作られるわけです。ずっと下手なままで明石の君にお琴の特訓され続けたいわ。

主人公の千影は自分と殿方の距離を縮めるというより、光の宮様が帰ってきた時に差し障りが無い様に殿方のお相手をしております。乙女ゲームの主人公では珍しく仕事熱心です。ですが光様の行方探しが難航し攻略キャラに助けを求める頃から少しずつ乙女ゲームっぽくなり、攻略キャラと仲良くなっていきます。

主人公が光の宮様一筋すぎてプレイヤーの気持ちがついていけないと思う時が多くあったんですが、私だけですかね?
かなり自分勝手なご主人様なのになんでこんなに尽くせるんでしょうか。理解出来ません。終盤で藤壺様と光が出てきますが、こいつらの事なんてどうでもいいと思ってしまって困ります。

私の好みに一番合ったのは葵の君様ですね。女人だと鼻に付く気位の高さも見目美しい殿方だと受け入れられるんでございますよ。結構優しいし誠実でメロメロです。この時代設定ならではの身分の葛藤がプレイしていて苦しませてくれます(喜んで苦しんでますから)。結構悩んだわりにはあっさり乗り越えちゃうんですけどね。

朧月夜の君も平安時代の貴族らしい華やかキャラでよかったと思うし、明石の君は素朴でよろしい。紫の君の捻くれてるところや一途なところもグッドでした。夕霧と六条の君は特殊すぎてあまりエンジョイ出来なかったかな。常盤様も他ルートではムカつく奴なんですが本人ルートだとちゃんと切ないシーンを提供してくれます。

常盤ルートで暴かれる真相がかなり非現実的ですね。主人公が人間ではないって珍しすぎでしょう。救いがない設定だなあ。普通に女房が身代わりするんじゃダメだったのかな?

他の会社の歴史物のゲームだと程度は様々ですが言葉遣いが古風にはなんだけど、このゲームでは目をつぶっていたら現代物のゲームと間違えるぐらいほとんどのセリフが普通の言葉遣いなので気になりました。

倒産した会社のゲームなので値段がかなり高くなってしまっていますね。普通に楽しめますがそれほどの価値があるゲームではないかなと思ってしまいます。そのお金で他のゲーム二本買う方がコストパフォーマンスがよろしいかと存じます。






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